京都の「ロボ観光大使」たちが、着物でおしゃれに変身!
京都府は、京都府文化観光応援大使として活躍する村田製作所のロボット10体に、京人形の制作技術を応用して作った着物を貸与した。同ロボットは、国際会議などで京都の文化・観光の魅力を発信する役割を担っており、着物の貸与式で村田製作所の村田恒夫会長は「(着物は)いろんな機会で使わせてもらいたい」と話した。
着物は田中形(京都市左京区)が制作。薄く、軽いことが特徴の絹織物の一種である綸子(りんず)を着物の材料にするなど、ロボットに負荷がかからない工夫を凝らした。
着物を貸与された球乗り型ロボットグループ「村田製作所チアリーディング部」は“補欠”を入れて1チーム12体の、計3チームで構成。2014年から同社のPR役として活動する。18年に、京都府の文化観光応援大使に任命された。
日刊工業新聞