トヨタ系部品メーカーが「においセンサー」開発スタートアップに出資する狙い

トヨタ紡織がアロマビットに出資

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アロマビット公式サイトより

トヨタ紡織は、自動車の車室空間における新たな価値創出に向け、アロマビット(東京都中央区、黒木俊一郎社長)に出資すると発表した。香りを可視化するアロマビットの技術を活用し、車室空間の快適性をさらに高める。出資額は非公表。出資金は5月末の払い込みを予定する。

トヨタ紡織はアロマビットと提携することで、これまで目に見えなかった香りや匂いの可視化を目指す。匂いや香りを定量化できるセンサーを開発・生産し、データベースを構築。可視化したデータを基に快適な車室づくりにつなげる。

香りや匂いは人間の五感の一つとして重要な要素。例えば、自動運転技術が進化すると車内をより快適な環境にすることが求められる。将来の自動車に必要な新たな価値観として開発を加速する。

トヨタ紡織は2021年4月に、スタートアップ企業との協業を推進する組織「ビジネスインキュベーション室」を設立した。今回もこの取り組みの一環。今後もコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)を通じて、外部の技術や知見を積極的に取り入れる。

日刊工業新聞2022年5月17日

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