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トヨタ初のEV専用車が採用した回生協調ブレーキシステムの正体

アドヴィックス(愛知県刈谷市、大竹哲也社長)は、トヨタ自動車初の電気自動車(EV)専用車「bZ4X(ビーズィーフォーエックス)」に回生協調ブレーキシステム(写真)など複数製品が採用されたと発表した。同社は電動化や自動運転に対応する製品群を拡充しており、これらを新たな経営の柱に育てる狙いだ。

開発した製品は回生協調ブレーキシステムやキャリパー一体式電動パーキングブレーキなど。回生協調ブレーキシステムは、油圧ブレーキと回生ブレーキのバランスを制御し、電費を向上した。具体的には新開発の電子制御ブレーキシステムなどで、前後輪のブレーキ圧を独立制御し、エネルギー回生量を増大する仕組み。(名古屋)

日刊工業新聞2022年5月13日

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