愛知県が「高校生SIer競技会」でキックオフ講習会開催
愛知県は16日、産業用ロボットの導入技術を競う「高校生ロボットシステムインテグレーション競技会」で最初の活動となるキックオフ講習会をダイドー(名古屋市中村区)の「ロボット館」で開いた(写真)。9校の約70人の工業高校生がロボット産業の現状を学んだ。
ロボットシステムインテグレーター(SIer)の人材輩出を目的に第1回目として開催した。SIer企業から支援を受け、ギア部品組み立てなどを自動化するシステムを構築する。講習会ではロボット館に展示する産業用ロボットが動く様子に目を輝かせていた。
彼らは12月予定の成果披露会に向け、8カ月にわたる座学と実習を通じてモノづくりを自動化するシステムを組み上げる。
日刊工業新聞2022年4月18日