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十六銀行がソフトウエアベンチャーに出資して狙う地域経済の活性化

十六銀行がソフトウエアベンチャーに出資して狙う地域経済の活性化

十六銀行の投資会社NOBUNAGAキャピタルビレッジの峠清孝社長(右から2人目)とファースト・オートメーションの伊藤雅也社長(中央)

十六銀行の投資会社NOBUNAGAキャピタルビレッジ(岐阜市)は、東海地域の優れたベンチャー企業に出資するファンドの第1号案件に、ロボットシステムインテグレーター(SIer)の業務効率化ソフトウエアを開発するファースト・オートメーション(名古屋市西区)を選定した。出資額は非公表だが、数千万円とみられる。出資のほかに顧客開拓の面でも支援し、企業価値の向上と地域経済の活性化を狙う。

資金は、産業用ロボットの導入を効率良く円滑に進められるサービス「ROGEAR(ロギア)」の開発者採用に充てられる。年内にもサービスを提供する。ロボット業界の発展に寄与し、製造業が集積する東海地域に有益な点を評価して投資した。

NOBUNAGAキャピタルビレッジの峠清孝社長(写真右から2人目)は「今後も東海地域の魅力的なベンチャーに出資する」と語った。

日刊工業新聞2021年11月2日

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