品質不正防止へ、三菱電機が策定した「骨太の方針」の中身
三菱電機は全社の組織風土改革の指針となる「骨太の方針」を策定した。品質不正問題の再発防止や信頼回復に向け、社内公募で選んだ45人の若手・中堅社員などからなる全社プロジェクト「チーム創生」が議論と検討を重ねてまとめた。
前向きで双方向なコミュニケーションを広げること、形骸化した業務の見直し、役割・権限・責任の適切な付与、立場や部門による情報格差をなくし人事評価や事業戦略への納得性を高めることなどを方針に掲げた。2025年度にかけて具体的な施策を実行し、新しい企業文化として定着するまで続ける。
日刊工業新聞2022年4月14日