ソニーグループは、米エピックゲームズ（ノースカロライナ州）に約１０億ドル（約１２５０億円）を出資する。エピックへの出資は２０年７月以来３回目。出資総額は約１４億５０００万ドルとなり、出資比率は２・０％から約４・９％に高まる。ゲームや映像制作といったデジタルエンターテインメント領域での協業を深める。

関係当局の承認や許可を受けた上で、米子会社を通じ出資する。吉田憲一郎ソニーグループ社長は「クリエーターとユーザーが時間を共有するメタバース（仮想空間）分野での関係を深めるためエピックに出資することに興奮する」とコメントした。

エピックは同時に玩具大手「レゴ」の親会社であるデンマークのキアクビからも１０億ドルを調達する。