トヨタ「レクサス」EVに搭載するアイシンの「eアクスル」、生産現場の“脱炭素力”
アイシンは、安城第2工場(愛知県安城市)で手がける電動駆動モジュール「eアクスル=写真」(出力150キロワット)で生産時の二酸化炭素(CO2)排出実質ゼロを達成した。対象はトヨタ自動車の燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」と、トヨタの高級車ブランド「レクサス」の電気自動車(EV)「UX300e」に搭載するeアクスル。生産時に排出するCO2を削減・相殺し気候変動対策に貢献するプロジェクトの成果の第一弾。
生産CO2フリー化には、省エネルギー活動の推進や再生可能エネルギーの導入でCO2の排出量を削減し、残るCO2排出量についてはカーボン・クレジット(排出枠の取引)を活用し、実質ゼロとした。
日刊工業新聞 2022年4月6日