ＳＣＳＫは、第５世代通信（５Ｇ）を地域限定で使う「ローカル５Ｇ」免許を取得した。今後、性能の強化を進めるほか、顧客との共創・実証実験などを通じ、カメラ動画のリアルタイム解析や、５Ｇを活用したアプリケーション（応用ソフト）の開発、検証などを進める。

通信に必要な基地局機能だけでなく、サーバーを分散配置することで低遅延を実現するマルチアクセスエッジコンピューティング（ＭＥＣ）技術も含めたオールインワン型のローカル５Ｇを構築した。

今後、ＳＣＳＫでは、コンテナ技術や仮想マシンといった仮想化技術を取り入れ、５Ｇ関連ハードウエアとの相互接続性を検証。

米マイクロソフトの複合現実（ＭＲ）端末「ホロレンズ」などを用いて、遠隔での作業・教育支援が行えるアプリの開発も進めていく。