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受付業務を代行する「AIルフィ」が面白い、集英社のオフィスに登場

受付業務を代行する「AIルフィ」が面白い、集英社のオフィスに登場

ルフィが登場するバーチャル警備システム(©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション)

ルフィが警備員に―。セコムとディー・エヌ・エー(DeNA)は人気アニメ「ONE PIECE」の主人公ルフィが登場するディスプレー型の警備システムを開発、集英社のオフィスで実用化に向けた実証実験を始めた。期間は24日―4月15日。キャラクターを使った警備システムの課題を洗い出し、今後のシステム開発や事業化に生かす。

セコムのディスプレー型の警備システム「バーチャル警備システム」にルフィを起用した。同システムはカメラを搭載して遠隔にいる本物の警備員とつながり警備業務を代行するだけでなく、人工知能(AI)を搭載してディスプレー上のキャラクターがあいさつや道案内などの受け付け業務も代行できる。今回はルフィの声優を務める田中真弓氏の協力を得て、ルフィの自然な発話を可能にしたという。

「AIルフィ」は音声合成や人物検出、音声認識、対話ロジックでAIを活用し、日々の運用の中で会話のバリエーションを増やし、受け付け業務の品質も向上できる。今夏には一般向けの実証実験を予定している。

日刊工業新聞2022年3月24日

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