来春卒業予定の大学生、内定取得先で最も高い業種は?
リクルートの研究機関「就職みらい研究所」が10日発表した調査によると、2023年春卒業予定の大学生の就職内定率(3月1日時点)が22・6%になった。22年卒の同月に比べ5・0ポイント高く、3月に採用広報が解禁となった16年卒以降、2月(13・5%)に続き過去最高。企業の選考活動の開始時期が早まっており、例年以上のペースで内定率が推移している。
内定取得先企業を業種別(複数回答)でみると「情報通信業」が最も高く、前年同月比6・1ポイント増の33・6%。従業員規模(同)では「1000―4999人」が同0・9ポイント増の44・0%で最多。以下は「300―999人」の31・5%、「5000人以上」の26・9%と続く。
1―4日にインターネット調査を実施。集計対象は大学生1049人、大学院生311人。
日刊工業新聞 2022年3月11日