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ボルボが工場に導入、テスラも採用した「メガキャスティング」とは?

ボルボが工場に導入、テスラも採用した「メガキャスティング」とは?

メガキャスティングで成形した部品(イメージ)

スウェーデンのボルボ・カーは、次世代電気自動車(EV)の生産に向けて、トースランダ工場(スウェーデン)に100億クローネ(約1300億円)を投じる。車のフロア構造の主要部品を一つのアルミニウム部品として鋳造する「メガキャスティング」を導入。新たな組み立て工場の整備や、塗装工場と最終組み立て工場の改修を予定する。

メガキャスティングにより車両軽量化による航続距離延長、材料使用量の削減などが図れる。米テスラがEV「モデルY」で採用した。

ボルボ・カーは2030年までに販売をEVのみとする目標を掲げる。足元でバッテリー工場の新設も発表するなど、EV関連の大型投資が相次ぐ。

トースランダ工場の生産能力は年30万台。従業員数は約6500人。

日刊工業新聞2022年2月17日

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