体積・重量4割小型化した「電動アクスル」、トヨタ系メーカーが実用化へ

愛知製鋼が開発

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愛知製鋼は、既存製品に比べ体積や重量を約40%小型化した電動アクスル(写真)を開発した。2021年に開発した高速回転モーターと、減速する力を約2倍に高めた新開発の減速機を組み合わせた。モーターは、レアアース(希土類)のジスプロシウムを使わないなど省資源化した。今後は実車両搭載に向け技術改良を進める。30年の実用化を目指す。

電動アクスルは電気自動車(EV)などに使われる駆動装置。オンライン会見した野村一衛経営役員は「電動アクスルの需要は高まっている。開発を加速し、実用化時期の前倒しも検討したい」と述べた。今回の電動アクスルは実証にも成功しており、開発では東北大学と連携した。

この電動アクスルは出力が50キロワット規模で、モーターの回転数は既存品に比べ2―3倍となる3万4000回転。ギア用鋼材の強度を30%高めたほか、従来よりも小さな圧力で磁石を高密度にローターに一体成形できる技術を確立しモーターを約50%小型化した。

日刊工業新聞2022年2月11日

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