三菱造船が事業化へ、世界初の「液化CO2輸送船」を建造

  • 3
  • 5

三菱造船(横浜市西区、北村徹社長)は、山友汽船(神戸市中央区)と液化した二酸化炭素(CO2)輸送用のLCO2船(イメージ)の建造契約を結んだと発表した。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のCO2回収・利用・貯留(CCUS)実証試験用で、CCUSが目的のLCO2船の建造は世界初となる。

親会社の三菱重工業の下関造船所江浦工場(山口県下関市)で建造し、2023年10月―24年3月の完成・引き渡しを目指す。契約金額は非公表。

NEDOが北海道苫小牧市で進めるCCUS実証試験で活用される。NEDOの受託者のエンジニアリング協会が山友汽船からLCO2船を取り寄せ、再委託先の川崎汽船などがCO2を安全、低コストに輸送する技術の開発を実証する。

LCO2船は食品関連で世界で4隻の建造実績があるが、CCUS用はないという。三菱造船は今回の建造で知見を蓄え、LCO2船の事業化を目指す。

日刊工業新聞2022年2月3日

キーワード
三菱造船

関連する記事はこちら

特集

このサイトでは、アクセス状況の把握や広告配信などのためにクッキー(Cookie)を使用しています。オプトアウトを含むクッキーの設定や使用の詳細についてはプライバシーポリシーページをご覧ください。

閉じる