アンモニアで船舶を脱炭素化、三菱造船・商船三井・名村造船所が挑む

  • 2
  • 4

三菱造船(横浜市西区、北村徹社長)は、商船三井、名村造船所とアンモニアを燃料に使う大型アンモニア輸送船(イメージ)を共同開発する。3社で基本設計を進めて、三菱造船はカーゴタンクや機関構成の検討、特殊艤装や荷役装置の設計などを担当する。燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しないアンモニアを活用することで、船舶の脱炭素化を目指す。

世界のCO2排出量の約3%を海事産業が占めているという。重油からの燃料転換を進めて、環境負荷を低減する。

アンモニアは肥料の原料としての利用が中心で海上輸送量も限定的だったが、火力発電への導入などで需要が高まる見通し。そのため大型輸送船を実用化し、輸送量の増加につなげる。

日刊工業新聞2021年11月9日

関連する記事はこちら

特集