金属型・半導体型で提案、名城大発ベンチャーが持つCNT技術の実力

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特性の異なるCNT分散液のイメージ

名城大学発ベンチャー企業の名城ナノカーボン(名古屋市守山区、橋本剛社長)は、単層のカーボンナノチューブ(CNT)を性質の違いで分離した金属型CNTと半導体型CNTの販売に注力している。CNTは異なる性質のものが混ざった状態で生産され、用途開拓の弊害となっていた。金属型は透明電極(ITO膜)代替に、半導体型は透明トランジスタなどへ提案。CNTを活用した新技術開発を支援する。

CNTは、炭素の六員環ネットワーク構造を持つシートが筒状に巻かれたチューブ形状のナノ材料(ナノは10億分の1)。巻き方などの構造の違いで性質が異なる。名城ナノカーボンは金属型と半導体型を高純度で分離できる技術を持つ。

現在、一般的なCNTの用途はリチウムイオン電池の導電助剤が中心。今後、電気的性質を生かした高付加価値用途が広がるとみて分離技術を訴求する。

日刊工業新聞社2022年1月31日

キーワード
CNT

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