座ったまま歩いた気になる。豊橋技科大が開発したVRシステムの使い道【動画あり】

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座ったまま360度歩行VRの(イメージ=豊橋技科大提供)

豊橋技術科学大学の中村純也大学院生と北崎充晃教授らは、座ったまま歩いた気になる360度歩行仮想現実(VR)システムを開発した。360度の全天周動画に合わせて足裏に振動を提示する。この振動で地面の材質感や歩行感覚を向上させられた。コロナ禍でのバーチャルな観光体験に提案していく。

映像から自己位置を推定する「ビジュアルSLAM技術」で、動画中の移動速度や距離などを求める。この移動軌跡に合わせて足裏に振動を提示する。

硬い床や雪の上を歩くなど、地面と足裏振動が一致すると、地面の質感や歩行感覚が向上した。遠隔観光体験の臨場感を高めることにつながる。今後、動画から足裏振動パターンを自動生成する技術を開発する。

日刊工業新聞2022年1月12日

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