「スーパードライ」「黒ラベル」リニューアル、大手がビール販売2桁増へ一手

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アサヒビールはスーパードライをフルリニューアルする(塩沢賢一社長(右)と松山一雄専務)

ビール大手4社は2022年にビールを中心に拡販する。アサヒビールは主力の「スーパードライ」、サッポロビールは「黒ラベル」をリニューアル。サントリービールは糖質ゼロの「パーフェクトサントリービール」を業務用で展開する。アサヒはスーパードライの販売数量を前年比で16・2%増、キリンはビール全体で同26%増、サントリーは同17%増、サッポロは同16・9%増を目指す。

アサヒはスーパードライも発売以来初めて、中身、パッケージ、コミュニケーションを同時にリニューアルし、2月中旬から切り替える。中身については、製法だけでなく、処方も変更し、飲んだ瞬間の飲み応えを向上させ、特徴である辛口を際立たせた。また、生ジョッキ缶をリニューアルし、開栓時の泡立ちを向上させて3月29日に発売。生産体制を前年比5倍となる1290万ケース(1ケースは大瓶20本換算)に拡充する。プロモーションへの投資を拡大し、業務用も含めたスーパードライの販売数量は同16・2%増の7070万ケースを目指す。

キリンはクラフトビール「豊潤496」をリニューアル。同52・9%増の220万ケースを目指す。一番搾りは業務用を含めたブランド全体で、同33・8%増の2720万ケース、ビールカテゴリー全体では同26%増の4730万ケースを目指す。

サントリーは21年4月に発売した「パーフェクトサントリービール」のたる商品を3月15日から展開。このほか「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム〈無濾過〉」を4月に発売。業務用でも展開する。ビールの商品を拡充と高付加価値化を進める。ビール全体で同19%増の1700万ケースを目指す。

サッポロは黒ラベルを2月製造分からリニューアルするほか、今秋に「エビス」のデジタルコミュニティーを立ち上げる。主力の2ブランドで訴求を図り、ビールの販売数量を同16・9%増の2853万ケースを目指す。

日刊工業新聞2022年1月7日

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