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APU・オリックス不・杉乃井H&Rが友好交流協定で目指すモノ

APU・オリックス不・杉乃井H&Rが友好交流協定で目指すモノ

APUの学生らとともに、記念撮影に応じるオリックス不の深谷社長(前列左)、APUの米山裕副学長(同右)

立命館アジア太平洋大学(APU)、オリックス不動産(東京都港区)、杉乃井ホテル&リゾート(大分県別府市)の3者は、友好交流に関する協定を締結した。教育や文化、街づくりなどの分野で協力する。観光産業や地域の価値創造に貢献する人材育成を通じた地域活性化を目指す。

2022年4月から別府温泉の杉乃井ホテルで、APUの学生がホテル事業の体験学習を始める。また有給型のインターンシップ(就業体験)を実施し、学生を受け入れる。マーケティングやブランディングの実務を教えるほかホテルでのイベントを学生が企画、運営する機会も設ける。

オリックス不は全国で旅館やホテル、水族館など47施設を運営し、21年5月から「地域共創プロジェクト」を各施設で進める。同社の深谷敏成社長は「今回の連携をきっかけに全国でも産学連携を展開していきたい」と話した。

日刊工業新聞2021年12月3日

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