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JパワーがKDDIとドローンで設備を3D化する狙い

Jパワーは、KDDIと共同で発電施設を飛行ロボット(ドローン)で撮影して3次元(3D)モデル化(写真)し、設備異常の自動検出など点検作業の効率化と高度化に取り組む。まず約40カ所の水力発電のダムや配電線、建屋など関連設備を対象に実証する。高所作業や災害時の遠隔確認、冬季の立ち入りが困難な場所など作業に支障がある状況でもドローンで3Dモデル化することで、異常検知や経年劣化の解析を容易にする。

Jパワーは2020年9月からKDDIと共同で、風力発電のブレードのドローンの自動航行による点検などを実施している。

日刊工業新聞2021年11月19日

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