EVバッテリー保護構造体、スズキとJFEスチールが軽量化設計にメドの意義

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JFEスチールは、スズキとの電気自動車(EV)関連の先行開発で、バッテリーを衝撃から守る構造体の軽量化に独自の設計手法を適用できるめどが付いたと発表した。

バッテリーへの荷重は電柱などへの衝突時に大きくなるとされ、その衝突性能を評価した。これを踏まえ構造部材に各種の超高張力鋼板(超ハイテン)を最適に配置して衝突性能を満たしつつ、大幅な軽量化を達成した。

EVのバッテリー保護構造体には従来、アルミニウムが使われている。ただ強度を保つには板を厚くする必要があり、どう軽量化するかが課題だった。

適用するのはトポロジー最適化技術で、対象範囲で要求された特性に応じ、効率の良い材料分布を導き出す。JFEスチール独自の技術では設計空間を車体の一部として組み込み解析するため、車体各部への荷重伝達を正確に反映できるという。

日刊工業新聞2021年11月12日

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JFEスチール スズキ

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