鹿島・竹中・デンカ、CO2を大幅削減する次世代コンクリート共同研究

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鹿島、竹中工務店、デンカの3社は、カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)に向け次世代型カーボンネガティブコンクリート技術を共同研究する。3社の技術を融合して二酸化炭素(CO2)排出量を大量に削減するコンクリートやコンクリート素材を活用し、汎用性のあるカーボンネガティブコンクリートの実現と普及を目指す。

共同研究の対象は竹中工務店や鹿島などが開発した「ECM(エネルギーCO2ミニマム)」。セメントの60―70%を鉄鋼製造の副産物・高炉スラグ粉末に置き換え、CO2排出量を60%削減する。さらにCO2を吸収するコンクリートは鹿島、デンカなどが開発した「CO2―SUICOM」。セメントの半分以上をデンカ開発の炭酸化混和材「LEAF」と高炉スラグなどの副産物への置き換えやコンクリートの製造段階でCO2を大量に固定化することで、CO2排出量が実質ゼロ以下となる。

CO2吸収コンクリートの素材は竹中工務店が開発中の炭酸カルシウムを多量に含む粉体・粒体「CCU材料」の技術を活用する。

建設材料のコンクリートは製造過程で大量のCO2を排出するため、その排出量削減による効果は大きい。

CO2吸収型コンクリート「CO2-SUICOM」の概念図

日刊工業新聞2021年10月12日

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