「iPhone13」は人気薄?購入意向者は「12」より12ポイント減
MMDLabo(東京都港区、吉本浩司社長)は、米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」利用者のうち、最新モデル「13」シリーズの購入を予定、検討する人は33・7%だったとの調査結果をまとめた。2020年に発売した「12」シリーズは45・6%が購入意向を示していたのに比べ、12ポイントの減少となった。
20年の調査では、12シリーズの購入意向を持つiPhone利用者の半数近くが「通信(第5世代通信〈5G〉対応)」に魅力を感じると回答した。一方、13シリーズには目立った新機能が搭載されなかったことから買い換えを見送る人が増えたとみられる。性別・年齢別では20代男性が39・1%、20代女性が36・7%、30代男性が31・5%と若年層の購入意向が高かった。
購入検討場所は大手携帯通信会社の販売店が7割近くを占めた。一方、アップルストアや家電量販店などで、携帯会社が自社で販売した端末を他社回線では使えなくする「SIMロック」がかかっていない端末の購入を検討する人は2割程度にとどまった。
同調査は9月15―21日、15―69歳の男女6517人を対象にインターネット上で実施した。
日刊工業新聞2021年10月5日