ベンツSクラスが採用した日本板硝子の「AR-HUD」対応ガラスがスゴイ
日本板硝子のフル拡張現実ヘッドアップディスプレー(AR―HUD)対応ガラスが、独メルセデス・ベンツのSクラスの最新モデルに採用された。同モデルに搭載される高精細ディスプレーに対応するため、日本板硝子は高精度プレス工法「アドバンスドプレスベンディング技術」を進化させた。
フロントガラスにはHUD機能を補助する新しい凍結防止技術を採用した。熱線を使わず、太陽光の反射によってフロントガラスを加熱して凍結を防止する。車全体の太陽光反射を高めることで、快適な車内空間の実現にも役立つ。
日刊工業新聞2021年8月20日