コンビニ大手がCO2排出量削減に向けFC小型トラックを導入

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セブン―イレブンのFC小型トラック

コンビニエンスストア大手が燃料電池(FC)小型トラックを活用した配送時の二酸化炭素(CO2)排出量削減に着手する。ローソンは東京都内の約20店舗への配送にFC小型トラックを使う実証実験を始めた。セブン―イレブン・ジャパンは新型車両を導入し、栃木県の配送センターで11日から新たな実証を始める。ファミリーマートも10月以降、愛知県岡崎市の配送センターで実証を行う。コンビニ各社は環境配慮型車両の導入など取り組みを積極化しており、CO2排出量削減をさらに加速する。

3社が10日発表した。ローソンは、トヨタ自動車と日野自動車が共同で開発したFC小型トラックを東京都大田区の配送センターに導入。実用性や利便性を検証する。

セブン―イレブンは2019年4月に都内でFC小型トラックの実証を開始。20年春には栃木県栃木市の水素ステーション併設型配送センターに実証エリアを移し、再生可能エネルギーを最大限活用できる手法の検証を実施。今回は、異なる温度帯の商品を混載できるほか航続距離がより長くなる新型車両を導入し、水素利用促進に向けた実証を行う。

コンビニ大手3社は商品を店舗に届ける配送でのCO2排出量削減に向けて、クリーンディーゼル車や電気自動車(EV)トラックなどの車両の導入や配送の効率化などに取り組んでいる。FC小型トラック導入で水素の利用も促進し、CO2削減の取り組みをさらに強化する。

日刊工業新聞2021年8月11日

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