サブウェイで実証。人の感情を推定してメニューを提案するAIの仕組み

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OKIの提案型注文システム。セルフ端末のカメラとセンサーで表情・視線を検出

OKIは、人工知能(AI)が人の感情を推定してお薦めのメニューを提案する「提案型注文システム」を開発し、実証実験を始めた。セルフ端末のカメラ、視線センサーから得た表情・視線のデータを基に、AIが利用者の興味・関心が高そうなお薦めのメニューを自動で提案する。来店者のメニュー選択の迷いを解消し、注文時間を短縮する。店舗の接客対応業務の効率化にもつなげる。

日本サブウェイ(東京都品川区、角田淳社長)の渋谷桜丘店(同渋谷区)に、セルフ注文端末を設置。サブウェイの約20種類のメニューの中から、3種類のお薦めのメニューを表示する。実験は2日から6日まで。

実用化の時期は未定だが、今後、OKIはドライブスルーやファミリーレストランの無人注文などの用途で活用できると想定。コロナ禍で高まる非対面需要を取り込みたい考えだ。

OKIは、感情推定技術を新たに開発。表情や行動、生理データから、AIがユーザーの興味・関心、困り・焦りなどの感情や状況を推定する。提案型注文システムで同技術を活用したほか、今後は無人店舗の接客や遠隔相談などでも同技術を応用できると見込んでいる。

日刊工業新聞2021年8月3日

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