ニューヨークの地下鉄を走る。川崎重工が納入した新型車両の全貌

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川崎重工業は米国の現地法人を通じて、ニューヨーク市交通局向けに新型の地下鉄車両「R211=写真」の初編成5両を納入した。営業路線での試験を含めた各種の検証試験を約1年間実施し、営業運転を始める予定。2018年に受注したベース契約535両の第一編成で、川重のネブラスカ州の工場で製造した。

R211は1編成当たり5両で、車体にステンレスを採用している。車両は長さ18・44×幅3×高さ3・665メートル。22年3月末までにさらに5両納入する予定。23年3月期以降、量産車両を順次納入し、25年3月期に納入完了を予定する。

今回の同契約には最大1077両のオプションが付随しており、行使されると生産総数は1612両で川重にとって過去最大規模となる。

ニューヨーク地下鉄の近代化や利用客の増加、旅客サービスの向上を踏まえ、既存の地下鉄車両の置き換えとして導入する。

発光ダイオード(LED)照明やデジタル表示器を採用するとともに、広いドアにより混雑する時間帯でも乗り降りしやすくした。

日刊工業新聞2021年7月28日

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