リゾート地で初展開。三重で電動3輪バイクシェア
Futureがスタート
Future(フューチャー、東京都港区、井原慶子社長)は、商業リゾート施設「VISON(ヴィソン)」(三重県多気町)で電動3輪バイク(写真)のシェアリングサービスを始めた。リゾート地でシェアリングを展開するのは初。利用料は1時間1000円(消費税込み)から。車両は50台用意した。1日に延べ200台の利用を想定。
専用のアプリケーション(応用ソフト)を通じて利用する。貸し出し・返却するためのポートをヴィソン内に4カ所設置した。返却はどのポートでも可能。3時間の満充電で60キロメートル走行する。
ヴィソンでは「三重広域スーパーシティ構想」の実現に向けて、デジタル地域通貨の導入や、三菱電機が手がける自律走行する移動ゴミ箱などの運用が始まる見込み。電動3輪のシェアリングも同構想の一環。
日刊工業新聞2021年7月20日