土砂災害の復旧作業を軽減する新型ショベルの一工夫

浅香工業が発売

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産学連携で開発し、発売した新型ショベルと岡田社長

浅香工業は、土砂災害の復旧作業などで作業者の負担を軽減する新型ショベル「Z型ショベルパンチャー角」を発売した。2018年に発生した西日本豪雨をきっかけに、室蘭工業大学、北海道立総合研究機構、科学技術振興機構(JST)と開発。持ち手部分や、すくい上げる部分の形状を工夫して、従来型に比べて作業時の酸素摂取量を約13%減らせる効果を確認できた。

西日本豪雨では、被災地に土砂や泥の除去で人手に頼らざるを得ない場所が多くあり、迅速な復旧のため、作業性の優れた道具への需要が顕在化した。以後も異常気象などで、土砂災害は頻発。3日には静岡県では大規模な土石流が起き、今も捜索活動が続く。

消費税込みで5980円と高価だが「腰への負担を軽くできる。早期の復旧に役立ててほしい」(岡田実社長)と願う。(南大阪)

日刊工業新聞2021年7月19日

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