福岡市地下鉄の新駅名決定。夏祭りの博多祇園山笠で奉納される「櫛田神社前」など
福岡市交通局は福岡市地下鉄七隈線の延伸区間について、二つの新駅名を決めた。中間駅と仮称していた駅を「櫛田神社前」とし、始発終着駅「博多」は仮称をそのまま正式名とする。
いずれも福岡市博多区。櫛田神社前駅は、「博多祇園山笠」が奉納される同神社名を取り入れることで利用者の利便性向上や地下鉄利用促進につなげる。延伸区間は2022年度の開業を目指す。
併せて導入する新車両は「3000A系」とし、4編成各4両を増備する。開業に先行し、2編成の21年度の冬の運用開始を目指す。感染症対策を強化したほか、ユニバーサルデザインを車内随所に採用した。
日刊工業新聞2021年7月9日