日立建機が新稼働。国内最大級・電波暗室の中身

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電波暗室での試験イメージ

日立建機は、土浦工場(茨城県土浦市)敷地内に、建設機械における電磁波の影響を試験する「車体EMC試験用電波暗室」を8月末に完成させ、11月初旬に稼働すると発表した。総工費は十数億円。建機に対応可能な電波暗室としては国内最大級としている。近年、需要が高まっている建機の自動化、自律化、電動化のほか、安全装置の搭載や情報通信技術(ICT)を活用した施工への対応など、製品開発の加速を目指す。

電波暗室の建築面積は1288平方メートル、床面積は500平方メートル。床耐荷重は200トン。ミニショベルから中・大型油圧ショベル、超大型油圧ショベル、ホイールローダーなどの試験に対応する。

電磁波影響試験は従来、浦幌試験場(北海道浦幌町)の屋外や、社外の施設で行っていた。油圧ショベルの開発・生産拠点である土浦工場で行えるようにすることで、対応能力の向上を図る。周辺企業への貸し出しも視野に入れる。

日刊工業新聞2021年7月9日

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