DMG森精機が上海近郊に新工場、63億円投じて中国事業を拡大へ

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DMG森精機は新工場で「DMUシリーズ」の中国仕様品を生産する(完成イメージ)

DMG森精機は約63億円を投じて中国の上海近郊に、5軸加工機の新工場を建設する。生産能力は年間1000台で、2023年に操業を始める予定。同社として中国で2カ所目の生産拠点となる。生産能力の増強により、今後も需要拡大が見込まれる中国での事業拡大を図る。

上海南部の平湖市に、ドイツ法人「DMG MORI」の工場として建設する。敷地面積は7万平方メートル。5軸加工機「DMUシリーズ」の中国仕様品を生産する。従来はドイツ工場で生産し、中国へ輸出していた。現地生産により納期短縮も見込める。

DMG森精機は、既に日本の本体の生産拠点として天津工場(天津市)を持っており、同工場も25年に新棟を設ける予定。生産能力は現在比倍増の年間1000台に増える。中国では工作機械の受注回復が顕著で、生産工程集約・自動化に対するニーズが高まっている。同社の21年1―3月期の中国向け受注額は147億円で、20年10―12月期比75%増と大きく伸びた。


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日刊工業新聞2021年5月17日

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