島津製作所が始めたPCR検査システム「京都モデル」とは?

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島津製作所は、施設のトイレ排水のPCR検査で新型コロナウイルスの感染状況を監視する受託検査サービス(写真)を始めた。陽性反応が出た場合に人へのPCR検査で感染者を特定することを前提とした取り組み。高齢者施設や学校、宿泊施設、保育所などに提供する。価格は下水PCR検査1回当たり7万円(消費税抜き)。

サービス名はPCR検査システム「京都モデル」。感染者の糞便は発症前から同ウイルスが存在する。下水の定期検査で施設を使う集団全体の感染状況を効率評価でき、集団感染の防止が期待される。

検査結果は同社子会社のラボ(京都市中京区)に到着した翌々日の午前にメールや電話で連絡。陽性反応があれば、施設が提携する医療機関で人へのPCR検査を行う仕組み。

同モデルは、実証実験などで、建物単位で感染の早期発見に有効であることを確認済み。(京都)

日刊工業新聞2021年5月14日

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