産業ロボットを6Dマウスで直感的にティーチング!KUKAがオプション品を販売

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ロボット先端の「6Dマウス」を動かすことでロボットの教示作業が可能

独KUKAの日本法人KUKAJapan(横浜市保土ケ谷区、大田紘社長)は、産業用ロボットを直感的にティーチング(教示)できるオプション品「レディ2パイロット」の国内販売を始めた。産業用ロボットの先端に取り付けた「ナビゲーター6Dマウス」を手で上下・左右・前後・回転することでロボットが連動し、教示作業を可能にする。中小企業などロボットを初めて導入する企業や、教示作業を行う人材が不足する企業に向け訴求する。

レディ2パイロットは6Dマウスや、ロボットコントローラーに接続し同マウスでの教示作業を可能にする「USBハブ」などで構成する。

一般的に産業用ロボットの教示作業はティーチペンダントを通じて行うが、6Dマウスを活用することで産業用ロボットでもダイレクトティーチングが可能になる。軸操作を解除するティーチペンダントの「イネーブルスイッチ」を押しながら同マウスを動かす必要があるが、片手でも可搬質量1300キログラムのロボットまで教示できる。

同マウスには教示するためのボタンが割り付けられており、ロボットをマウスで動かし、ポイントごとに教示ボタンを押す。これを再生することでロボットの動きを8―9割作成することが可能だ。

最終的な微調整にはプログラムが必要になるものの、同マウスを活用することでロボットプログラムを覚える範囲が少なくて済む。産業用ロボット活用の裾野拡大を目指す。

横浜市保土ケ谷区にあるKUKAJapanのロボットトレーニング施設内にもレディ2パイロットを設置。顧客に体験の機会を提供する。


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日刊工業新聞2021年5月12日

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