スーパーの販売戦略後押し!チラシに「QRコード」で食品情報を表示

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チラシに印字されたQRコードをスマホで読み取ることで、記載された商品のアレルギー情報などを確認できる

eBASEは、スーパーマーケットの新聞折り込みチラシに記載された食品の詳細情報を、スマートフォンで確認できるクラウドサービスを4月上旬に始める。同社の商品情報データベース(DB)と連携することで、食品に含まれるアレルギー物質や栄養成分などを確認できる。健康志向の消費者ニーズに応え、スーパーの販売戦略を後押しする。3年間の累計で関連事業の売上高1億円を目指す。

サービス名は「e食ちらし」。チラシに印字された2次元コード「QRコード」をスマホのカメラで読み取れば、掲載された加工食品、生鮮食品、総菜などの商品の追加情報を表示できる。スーパーが同サービスを提供するには、eBASEのデータプールサービスを契約し、1チラシ当たり5000円(消費税抜き)の追加料金が必要となる。

チラシは一般的に、細かい文字情報の記載には適していないため、スマホを活用したデジタルデータとの融合は効果的だ。チラシ制作の工程を大幅に変更する必要がないため、導入ハードルも低い。

eBASEは、企業間で商品の品質情報などを管理するDB事業が主力だ。近年は蓄積されたデータを生かした新事業を強化中。特に食品業界向けでは、アレルギー物質や栄養成分などの情報提供に注力している。

2021年度中にはドラッグストア、日用雑貨店、家電量販店向けにも、チラシ連携のサービスを展開予定。将来的に電子商取引(EC)サイト事業者と組み、そのまま商品決済できる仕組みなども視野に入れる。

日刊工業新聞2021年4月8日

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