愛知県はサービスロボットの集積地になれるか。商業・医療・介護などでの実装目指す

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中部国際空港島内の施設でのサービスロボット実証(19年度)

愛知県はサービスロボットの社会実装に向け、2021年度にオフィスビルや商業施設、医療・介護施設など3―5カ所程度で実証実験する。システムインテグレーター(SIer)などロボット導入に知見のある専門家の監修の下、ユーザーの施設で現場の用途に応じた実験を行い、さまざまな施設・分野での導入を促す。実験に参加するロボットをロボット関連イベントに共同出展して企業や一般人が活用体験する場も設ける。

実験対象は搬送や清掃、消毒、飲食料提供、警備、案内などの用途で使うサービスロボット。県内外で実用化されている、または実用化が近い機種を用いる。場所はオフィスビルなどのほか、飲食店舗や中部国際空港島(愛知県常滑市)内の施設などを想定する。施設やユーザーの現状を把握した上で、実験で課題を抽出する。改善方策をロボットのメーカーやユーザーにアドバイスするなど、導入に向けて支援する。

共同出展は、7月に予定されるサービスロボットの展示会「ジャパン・ロボット・ウィーク」や、11月開催の国際ロボット競技会「ロボカップアジアパシフィック2021」、6月に世界の大学トップやノーベル賞受賞者などが集まる国際サミット「ザ・アジア・ユニバーシティーズ・サミット」などで行う。ロボットの認知度や社会的受容度を高める。パネルや看板、ちらし、実験動画の配信、体験型啓発活動などで技術力や先端的な社会の姿を国内外に発信する。


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