新エンジン搭載のホンダ「フォルツァ」、設計変更でより快適に
ホンダは排気量249ccの新エンジン「eSP+(イーエスピープラス)」を搭載し、フレームの一部を新設計した軽2輪スクーター「フォルツァ=写真」を25日に発売する。新エンジンは摩擦の低減技術や吸排気系を刷新し、高い環境性能と優れた出力特性を実現した。消費税込みの価格は65万8900円。年間販売計画は2000台。
フレームの一部を新しく設計し、ラジエーターの位置を燃料タンク後方から前方へ変更。エンジンの冷却効果とフロントへの分担荷重を増やし、走行中の車体安定性と快適性を高めた。
ハザードランプを高速点滅させ、急ブレーキを後続車に伝える「エマージェンシーストップシグナル」を採用。フロントのインナーボックスにUSBソケットを搭載し、携帯端末の充電などに使えるなど利便性を向上させた。
日刊工業新聞2020年3月17日