固定翼の垂直離着陸型ドローンで離島間の医薬品配送、ANAHDや武田薬が実証へ

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実証実験に使う独ウイングコプター製ドローン

ANAホールディングス(HD)は10日、武田薬品工業、長崎大学などとともに、長崎県五島市で、固定翼を持つ垂直離着陸型の飛行ロボット(ドローン)による離島間医薬品配送の実証実験を行うと発表した。実証では通院が負担となる難病症状患者の課題解決を狙い、オンライン診療・服薬指導と自宅への医薬品配送の組み合わせを実験。また、医薬品卸から医療機関へのドローンによる緊急配送の有効性も確かめる。

実験は22日から26日まで、福江島港エリアから久賀島内陸の久賀診療所の間、海上を含む片道約16キロメートルの飛行経路で実施。通常は定期船と陸路で45分程度かかるが、実証に用いる独ウイングコプター製のドローンは約10分で到達できる。

ANAHDは現地で目視外飛行の実証実験を繰り返し行っておりドローン配送の事業化を視野に入れる。武田薬品は地域医療環境のサポートを主眼とし、ドローン配送の実現で医薬品流通機能の強化につなげたい考え。

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ドローン

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