日本とタイ、産業保安の連携促進の産学組織が4月発足。日本能率協会らが参画

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日本能率協会(JMA)らは、2月24日に日本とタイで同時開催されたオンラインイベント「日タイスマート保安フォーラム2021」(主催:経済産業省、タイ工業省)で、両国の産業保安分野の連携を促進する産学組織「日タイスマート保安コンソーシアム」の設立に関する協力覚書に署名し、その設立に合意した。正式な設立は今年4月を予定。JMAは日本側事務所を協会内に設置し、日本側の会員企業・団体を募集する役割を担う。

同コンソーシアムは、IoT・AI・ドローンを活用したプラントなどのインフラ保安体制「スマート保安」に関して日本企業が有する先端技術・システムの海外展開を支援し、タイの産業保安の高度化に寄与する。当面の間、タイ企業の有する具体的な課題の把握を行うとともに、学界関係者とと日本企業が連携しながら解決策の検討などを行っていく。

2018年6月に経済産業省とタイ工業省が「スマート保安に関する協力覚書」を締結し、スマート保安分野での政府間連携を進めてきた背景があり、その中でスマート保安に関する両国のビジネス交流の促進や人材育成、保安技術の研究を目的とした同コンソーシアムの2021年内の設立に向けた検討が進められていた。

イベントで行われたオンライン署名式で、タイ側の署名者の1人であるチュラロンコン大学工学部長のスポット・ティーチャボラシナクン氏は「本日の覚書がインダストリー4.0の協力の時代の幕開けとなると期待している」とあいさつした。

オンライン署名式の様子

日刊工業新聞2021年2月26日

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日本 タイ スマート保安

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