三菱重工エンジ、ノルウェーでCO2回収実験を5月に開始

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共同で試験を行うノルウェーのTCM。世界最大級のCO2回収の実験施設を運営する

三菱重工エンジニアリング(横浜市西区、寺沢賢二社長、045・200・9600)は、ノルウェーで二酸化炭素(CO2)の新しい吸収液を利用したCO2回収の実証を5月に始める。同国で実験施設を運営するモングスタッドCO2回収技術センター(TCM)と試験を行うことで合意した。

吸収液の長期間の耐久性や環境への影響などを確認する。実証は今夏までを予定し、期間中にCO2を8000トン回収する。2021年中の吸収液の商用化にめどを付ける。

三菱重工エンジは関西電力と共同でCO2の回収技術を手がけており、吸収液は同技術に使われる。新しい吸収液は従来の吸収液に比べて揮発や劣化しにくい特徴を備える。実証を通じて、欧州で回収関連の案件の受注拡大を目指す。

TCMは世界最大級のCO2回収の実験施設を運営し、1000種類以上のデータを蓄積している。

日刊工業新聞2020年3月8日

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