コロナワクチン運搬で脚光、福岡発の特殊「ウイング車」

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「冷食ウイング」

矢野特殊自動車(福岡県新宮町、矢野彰一社長)が手がけるウイング車「冷食ウイング」がワクチン運搬用として脚光を浴びている。業界トップを誇る航空機給油車の販売はコロナ禍の影響で低迷。一方で特殊車両づくりの確かな技術力は、厳格な温度管理が必要な医療分野で新たな役目を得た。

同社の冷食ウイングはアルミサンドイッチパネルと新開発の保冷パッキンを組み合わせることでマイナス25度C輸送が可能だ。2000年の発売以降、年20―30台を販売している。

今回、新型コロナウイルスのワクチン運搬車として5台の注文が入った。「この実績で今後、何にでも使えると認知されていけば」(矢野社長)と期待を寄せる。

日刊工業新聞2021年3月4日

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