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「ゴルフ」8年ぶりに全面改良でマイルドHV搭載 EV本格化の声も?

フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ、愛知県豊橋市、ティル・シェア社長、0120・993・199)は9日、ハッチバック車の新型「ゴルフ=写真」を8年ぶりに全面改良して先行受注を始めたと発表した。発売開始時期や価格の発表は2021年半ばを予定する。フォルクスワーゲン初となる48ボルトのマイルドハイブリッドシステムを採用した。

ゴルフは国内でシリーズ累計90万台以上を販売した人気モデル。デジタルメーターやタッチパネルによるインフォテイメントシステムを搭載するなど、最新のデジタル技術を投入。運転支援システムでは、ドライバーが運転中に意識を失う事態などが発生した場合に安全に車両を停止させる緊急時停車支援システムなどを採用した。

同日オンライン会見したシェア社長は、新型電気自動車(EV)「ID.シリーズ」の国内投入について「22年に導入し、23年に本格化させる」と述べた。

日刊工業新聞2021年2月10日

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