BMW「Mモデル」を2車種を全面改良、最新の運転支援システムを装備
ビー・エム・ダブリュー(東京都千代田区、クリスチャン・ヴィードマン社長、03・6259・8000)は26日、高性能マシンのMモデルでスポーツカータイプの「BMW M3」、「BMW M4」を全面改良して発売したと発表した。サーキット走行が可能なモデルで、高性能3眼カメラやレーダー、最先端の運転支援システムを標準装備した。消費税込みの価格は、M3が987万円から、M4が1025万円から。
フロント・デザインは、迫力ある縦型の大型キドニー・グリルを採用するなど、他のモデルとの差別化をはかった。高速道路運転中の渋滞時での「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」が装備され、一定の条件下において、ステアリングから手を離して走行できる。2020年のMモデルの販売台数は前年対比で7・7%増だった。
また、同日オンライン会見したクリスチャン・ヴィードマン社長は「21年は二つの電気自動車(EV)『iX』、『iX3』を発表する」と述べ、電動化を加速する方針を示した。
日刊工業新聞2021年1月27日