全面改良するBMW「4シリーズ」、「3」の派生モデルと何が違う?
ビー・エム・ダブリュー(東京都千代田区)は、2013年の発売以降、初めて全面改良した中型車の新型「BMW4シリーズ クーペ」を発売した。スポーティーさとエレガントなデザインでBMW伝統のクーペモデルとしながら、最新の安全機能などを標準搭載した。価格は消費税込みで577万円から。納車は11月以降を予定する。
4シリーズはスポーツタイプのセダン「3シリーズ」の派生モデル。フロントデザインはBMWのアイコンとなる「キドニー・グリル」を縦型にするデザインを採用した。高速道路での渋滞時にドライバーの運転負担を軽減する「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」などを標準搭載した。パワートレーンは排気量1998ccの直列4気筒ガソリンエンジンを採用。最大出力は184PS。最大トルクは先代モデル比プラス50ニュートンメートルの300ニュートンメートルとした。
日刊工業新聞2020年10月19日