中北製作所、デジタル化でバルブ検査を20%効率化!

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中北製作所は紙ベースのバルブ検査をデジタル化する(本社工場)

中北製作所は主力の調節弁などの流体制御システム製品について、2月から出荷前に必要な検査証明をタブレット端末によるデジタル化に移行する。検査は紙ベースで3種類の書類を必要としているが、重複する内容もあるため、タブレット入力時に重複部分を1回で済むようにする。検査の省力化でバルブなどの実物を含む検査全体で約20%の効率化を見込む。将来、対象製品の幅を広げる考えだ。

中北製作所が手がけるバルブなどは出荷前に水で圧力を与えるなど、漏れがないかを検査する。受注生産のため抜き取りではなく、一品ごとに実物すべてを検査している。目視検査の結果は製品スペックを示す製造指示書、顧客と交わす仕様書、検査内容についての検査要項書の紙の書類にそれぞれまとめる。

ただ、記載時に重複する検査内容も多く、外部システムを導入し自社でカスタマイズした。重複箇所は自動的にチェック済みになり、検査全体で20%の効率化につながる見通し。投資額は数百万円程度。

10台程度のタブレットを使い、2月から本社工場(大阪府大東市)で製造する自動調節弁の検査で導入する。同調節弁は空気圧で作動するバルブで、外部からの制御信号を受けて弁を開閉する。「(人員による)実検査は必要。ただ重複により検査入力などに時間がかかる」(宮田彰久社長)ため、検査業務の割合は実検査40%、検査に伴う付帯業務が60%という。

導入後の状況を踏まえ、将来はバタフライ弁など幅広い機器への応用を目指す。

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デジタル化

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