学習塾向け教師ロボット、コロナ禍の子どもたちをどこまでサポートできる?

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「1対1ネッツ」の学習塾で使われているユニボ先生

ソリューションゲート(東京都荒川区、鈴木博文社長、03・6806・6400)は、学習塾向けの教師ロボット「ユニボ先生」を拡販する。コロナ禍で学校での授業がなくなり、在宅で算数などを理解できなくなっている子どもを支援するツールとして塾などに提案する。ユニボ先生は一人ひとりの理解度に合わせた指導をできるのが特徴。受注件数は2020年11月期は2社だったが、21年11月期には5社以上の受注を目指す。

ユニボ先生は卓上サイズで顔面を黒板として活用でき、机に置いて“対面”授業が可能。人工知能(AI)を搭載しており、子どもが問題を解くのに時間がかかれば「じゃあ、こちらからヒントを出すよ」と話しかける。視線を合わさなくなれば「飽きてきたね。ゲームでもしようか」と話題を振ったりなど、人間の先生のような個別対応ができる。

コロナ禍で、スマートフォン対応の英単語アプリや、パソコンでインストールする教育コンテンツも発売されているが、多くは一方通行。ユニボ先生は、子どもが理解でつまずいた箇所でじっくり説明ができるため「分数や図形など、苦手な単元の説明をじっくり聞けるので子どもに自信が生まれ、授業が楽しくなる」(鈴木社長)。図形や面積、グラフの単元などは画面を使える利点が生きる。

算数以外に理科や社会のコンテンツも開発済みで、需要を見て展開する。AIやマイクの機器も改良を図り、子どもの感情を示すデータとロボットの声で整合性を高め、魅力ある授業につなげる。


ロボットメーカーも一目置く、異能の技術者集団の正体

日刊工業新聞2020年12月23日

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