伊香保温泉でロボットが活躍中!仲居業務で負担軽減
ZMP(東京都文京区)の物流支援ロボット「キャリロ」6台が、群馬県渋川市の伊香保温泉旅館「ホテル天坊」で活躍している。宴会場の配膳における料理の運搬作業に使用したところ、運搬回数が従来の半分に減少。新型コロナウイルス感染拡大以降はホテルへ着いた客の荷物を駐車場で載せ、ロビーまで非接触で搬送する業務も担っている。
キャリロの寸法は幅61センチ×奥行き91センチ×高さ24センチメートルで、最大積載荷重は150キログラム、ドライブモードでは時速6キロメートル、自律移動モードでは同3キロメートルで運行する。
同旅館では宴会場への料理の運搬作業にあたり、ロボが動きやすいように通路を平らにする改修工事を実施。運搬回数の減少のほか、従業員の高齢化で肉体的な負担が増えていた悩みも解決できたという。
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