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認知症ケアのペットロボベンチャー、日立グループや損保から資金調達のワケ

GROOVE X(東京都中央区)は9日、SOMPOホールディングス(HD)や日立グローバルライフソリューションズ(日立GLS、東京都港区)などを対象とした第3者割当増資を実施し総額18億円を調達したと発表した。個別の出資額や増資後の資本金、出資比率などは非公表。GROOVEはペット型のロボット「ラボット=写真」を手がける。高齢化社会の進展や、コロナ禍による在宅増加などで、ラボットを利用したビジネスチャンスが広がるとみて、新サービス開発に取り組む。

SOMPOHDは子会社が運営する介護施設にラボットを導入。「入居者の表情が豊かになった」などの実証評価を得ている。今後、高齢者の生活支援と認知症ケアを対象に、ソリューションの共同開発を行う計画。

日立GLSもラボットで得たデータをコネクテッド家電に生かす考えだ。

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