大日本印刷、AI搭載虫めがねで市販の絵本・図鑑に魔法をかける

  • 1
  • 0
大日本印刷が開発した「魔法のような虫めがね(仮称)」の試作機

大日本印刷は、絵や文字にかざすと人工知能(AI)が認識して説明の音声や音楽をスピーカーから流す「魔法のような虫めがね(仮称)」の試作機を開発した。市販の絵本や図鑑などに対応しており、新しい読書体験を提供できる。12、13の両日に三郷中央におどりプラザ(埼玉県三郷市)で開催される絵本のイベントで実証実験を実施する。

2―9月に社内でリモート開催したハッカソン(技術開発コンテスト)から開発に至った。試作機の大きさは直径82ミリ×持ち手の長さ51ミリメートル。重さは121グラム。本にかざす側にカメラや距離センサーを搭載しており、持ち手のボタンを押すと本を置く台に搭載したスピーカーから音声が流れる。

内容に合わせて最適なBGMや動物の鳴き声なども流す。文字や絵、写真を読み取るAI技術はグーグル・クラウドを活用しており、日本語以外の言語にも対応する予定。

日刊工業新聞2020年12月9日

キーワード
大日本印刷 AI 虫めがね

関連する記事はこちら

特集