字幕に感情が乗る!番組の臨場感伝えるAIシステムが面白い

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「楽しい」感情の時の「やばい」の字体(左)。「不安」の感情の時の「やばい」の字体

大日本印刷とNHKテクノロジーズ(東京都渋谷区)は24日、発言内容や感情に合う字体で字幕を自動生成する「感情表現字幕システム」の試作品を開発したと発表した。人工知能(AI)が録画や生放送の音声と映像を解析して、発話者の感情に最適な字体を12種類から選んで字幕を自動生成する。2021年度に放送会社や制作会社への提供を目指す。

制作側の負荷を高めることなく、字幕が必要な人や音を出すことができない環境に番組の臨場感を伝えられる。例えば楽しい内容は丸みのある字体で表現して、同じせりふでも表情によって字体が変わる。字幕は口元の近くに自動的に表示するため、複数人が登場する場面でも発話者が分かりやすい。

文章を解析して最適な字体を自動表示する大日印のシステムを活用して開発した。対応言語は現時点で日本語のみ。大日印はデジタルサイネージ(電子看板)での活用も計画している。

日刊工業新聞2020年8月25日

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字幕 AI 大日本印刷 NHK

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